バクマツ☆維新伝(レボリューション)の感想
協力プレイも体験してきた*1ので感想を。プレイ時間が40時間ぐらいで、フル課金しています。
良いところ
基本無料のゲーム
これをPSPでやったことに対しては高評価。かなりチャレンジな企画だなあと思っています。
ちなみに無料状態でのゲームプレイは縛りプレイに相当する不便さなので一般人にはそうとう苦痛です。
普通に楽しみたいなら課金するか別のゲームにしたほうがお勧めなのは間違いないです。
協力プレイ
過去、ローグライクで他のプレイヤーと協力プレイができたゲームというのはMangbandぐらいしかなかったと思います。
バクマツにおける協力プレイは2種類あります。通常のときとボス戦です。
通常は厳密なターン制ではないです。
敵の位置がお互い同期がとれていなく、相方が虚空に向かって攻撃しているさまがよく見られます。
(モンスターの生死だけは同期をとっているようなのでどちらかが倒せば、もう片方の敵も勝手に消えます)
また、こっちが悩んでいる間にも、相手が動き回ったりできるのは、Mangbandを彷彿とさせます。
ボス戦は厳密なターン制です。ただし入力時間に制限があります(10秒ぐらい?)。
あまり悩んでられないところが難しいですね。
たまたま、バクマツがアイテムをあまり使用しないゲームだったから成り立つような気もします。
悪いところ
大きく分けて2つあります。
ストーリーの質が悪い
正確に言うとローグライクダンジョンに潜る理由が適当すぎます。
たとえば、坂本竜馬と岡田以蔵が再会するストーリーがあります。
そこで再会を祝し食べ物を…ということになるのですが、なぜか竜馬はその場にいた主人公に用意してくれと頼みます。
そしてなぜか食べ物「皿鉢」*2が危険なダンジョンの最深部に存在しています。なぜ、ダンジョンの奥底に落ちているかは神のみぞ知る…。
別のシナリオでは同じようなシチュエーションで「皿鉢」の部分が「かんざし」だったり、「雑誌本」だったりします。
いまいち主人公がわざわざリスクを負ってまでダンジョンに潜る理由が不明瞭なため、個々のキャラクターはそこそこ立っていて、パロディ化しつつも幕末のエピソードをなぞっているのに全体としては非常に微妙な印象を受けます。このぐらいだったら依頼を受けるときのエピソードなんてなかったほうがよかったんではないかと。
総括
新しいことをやろうとしているのは高評価です。ただ、ゲームとしては詰めが甘い印象です。
もし、今後アップデートされるのであれば、欠点が解消されてるとうれしいですね。