炎の盾にはどんな耐性がつくか?


RPGで炎の防具を拾うといつも悩む問題である。*1
はたして、火の耐性がついているのだろうか?
それとも、冷気の耐性がついているのだろうか?
私が悩む原因となったFFの例では
4では、冷気攻撃に対して防御を発揮するのに対して
5では、炎攻撃に対して防御を発揮する。*2
なぜこんな正反対の解釈が存在するだろうか。それを検証してみよう。


冷気耐性がつくとする解釈を考えてみる。
この場合、炎の盾は炎に包まれている盾であり、触ると熱い(もしくは暖かい)。
この熱が冷気攻撃に対する耐性をもたらすとする解釈がある。


炎耐性がつくとする解釈ではどうだろうか?
こちらの場合は、神秘的な力によって、炎に対する免疫を持たせるとする解釈が考えられる。
例えば、炎の神の力の宿る盾も炎の盾の一種と呼べるが、
この場合、炎の神の加護によって炎に傷つかなくするという能力を
持っていることが考えられる。


こうして考えてみると、冷気耐性がつくとする解釈は、盾から出る熱のバリアによって
身を守るのに対して、炎耐性の解釈は魔法的なバリアによって身を守っている。
前者は、ダメージをあくまで軽減するだけの事が多いが、
後者の場合、ダメージの完全な無効化ができてしまったり
さらに吸収して自分の力とする場合まである。
どちらが強力なのかは言うまでもないだろう。


Roguelikeではどちらの解釈をとっているのか調べてみると、
防具ではないがNethackのファイアブランドやAngbandのナルサンク、
Dungeon Crawlの炎の指輪は皆、炎の耐性を持っている。
つまり、炎のアイテムには炎の耐性がつくという解釈をとっているようだ。


RPGなどで炎の盾を拾ったら、どちらの耐性を持っているか調べたほうがいいかもしれない。
もしかしたら、正反対の属性の耐性を持っているかも。*3

*1:氷の防具を拾っても同じ問題が生じる。

*2:一貫性がねぇ…

*3:TRPGのシナリオのネタにならないかなぁ