レディッ、ゴォー!


G「みなさん、おまちかねっ! モンスターファイト闘技場第1回大会がいよいよ始まるよ。
  中継は私、アナウンサーの蛮子と」
h「解説のレプや。」
G「の2人でお送りします〜。さて、解説のレプちゃん、今回の大会、初めての大会となるわけだけど
 今回の本命選手はどれ?」
h「わいの本命は断然怪奇苔男や」
G「ほえ〜。ま〜、オッズが一番低いし本命選手になるには十分だけど…。でもそこまで強調できるのはどうして?」
h「それは、怪奇苔男のHP。ほかのやつらに比べて2倍はある。戦闘スタイルも戦士だから闘技場のような殴り合いの場所では
 うってつけのスタイルや。」
G「なるほど〜。」
h「この怪奇苔男に他のモンスターがどこまで迫れるかが注目ポイントやな」
G「といったところで、そろそろ時間…。
 それではモンスターファイト第一回大会、試合開始ですっ!」


q月の怪物 H苔 hダークエルフ戦士 Q馬
G「さぁ、先手を打ったのは月の怪物選手! 苔男選手に暗闇攻撃だ!」
h「まったく意味ない攻撃やな」
G「続いて月の怪物選手、遠距離から重傷の呪い攻撃で馬選手を攻撃!」
G「おおっと、馬選手呪い攻撃でHPの7割削られてしまったぁ、大ピーンチっ!」

....
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....

G「さて、4者中央に固まって、はやくも乱戦モードの模様です」
h「こうなると、最初に脱落するのはHPの少ない方やな」
G「ああ、そうこういっているうちに馬選手、月の怪物選手の連続攻撃の前に倒れてしまいましたっ!」
h「初手の呪い攻撃が痛かったな」
G「さて、現在の各選手のHPですが苔男選手9割、月の怪物選手7割、ダークエルフ選手7割となっています」
h「やはり下馬評どおりの展開や。(手に持った紙束に目をやる)」
G「ん? レプちゃん。それはなに?」
h「馬券…じゃなくて闘技場券や。今回は絶対勝てる試合やから全財産、苔男に賭けてきた」
G「まぢで…? 大丈夫なのレプちゃん?」
h「もちろんや。大船に乗ったつもりで安心しておき」

....
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....

G「さて、3つ巴の戦いになりましたが戦況は依然として持久戦です」
h「こうなるとHPが高いやつの方が有利や。ほら見てみ」
G「おおっと苔男選手ダメージを食らうもののHPはまだ7割残ってます。
 対する月の怪物選手、ダークエルフ選手残りは3割しか残ってません。」
h「順当、順当」
G「えー、解説に私情が入っているところが気になりますが、苔男選手有利です。
 おっと、月の怪物選手、ダークエルフ選手に計6回攻撃、ダークエルフ選手を倒しました」

....
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....
....

G「さて、ここから一騎打ち。現在のところ、苔男選手7割、月の怪物選手3割のHPを残してます。」
h「もう、勝ちはもらったようなもんやな」
G「苔男選手、月の怪物選手を攻撃。月の怪物選手も反撃。両者殴り合いです。」
h「…しかし、変やな」
G「ほえ? なにが?」
h「さっきから、苔男が殴ってるのに月の怪物のHPが全然減らん」
G「あー、そういえば。殴っても「効果がなかった」っていうメッセージがでてるね」
h「…」
G「…もしかして、苔男の攻撃方法って邪悪な敵だと効かないとかそういう系かな」
h「…」
G「あー? レプちゃん? 大丈夫?」
h「…」
G「もしもし〜? 起きてますか〜?」
h「っう、うがぁぁぁ。頼むっ! 延長払い戻しになってくれぇぇぇ!
G「あ、重傷呪いが苔男にヒット」
h「ぐはっ」
G「ついでに月の怪物の連続攻撃ヒット」
h「ぼへっ」
G「あ、苔男倒れた」
h「………(燃え尽きた)」


G「えー、いろいろありましたが、モンスターファイト第一回大会は月の怪物選手が見事、逆転優勝しました
 見事正解したkuwaさん、LKさん、チャー様、ごみさんには$211の配当金です。おめでとうございます」


G「それでは第二回モンスターファイトのエントリー選手を紹介するよ」


↓それでは投票どーぞ。