スコア送信のボーダーライン

溜まり場で変愚蛮怒改造版のスコア送信について議論されているようです.


スコア送信に関するライセンスの3項に

変愚蛮怒のスコアサーバーにスコアを送信できないように必要な変更を
加える事。(スコア送信機能を無効にするか、送信先サーバーの場所を
変える、等の方法で) ただし、全ての変更が変愚蛮怒のゲーム内容自体
に全く影響を与えない場合はこの条項は適用されない物とします。

とあります.

今,喧々轟々となっているのは,魔法道具使用成功率などの表示の改変が
3項の例外に当たるかどうかということですね.

私は外野の人間なのと,ずいぶん昔の話ですが,
Mogamiさんがこのライセンスの文章を作る際に拙作の変愚蛮怒 with 伺かのような改変の
バイナリを容認するためにこの分を付け加えたと聞きました.

んで,久しぶりに変愚蛮怒 with 伺かの仕様を一通り見てみましたが,
ほぼ一部を除いて,変愚蛮怒のメッセージをそのまま伺かに喋らせるシステムになっています.

ただ唯一の例外として,たまに*鑑定*時に物の値段を知ることができてしまう機能があります.
これは,内部情報公開ということになり,上の魔法道具使用成功率の問題と同じ問題を含んでいます.

Mogamiさんがライセンスを書いたときにこの仕様を知っていたのかどうか微妙ですので,
内部情報表示が白か黒かは結局,はっきりいえないですが,変愚蛮怒 with 伺かの主な機能である
メッセージのマークアップレベルでの改造(例えばKokaさんの言っている)は問題ないと上の事例からいえると思われます.

話は変わりますが,変愚蛮怒を簡単にするパッチが出てくる背景には
やっぱり変愚蛮怒が難しすぎるという点にあると思います.
たしかに一勝するまでは,難しすぎる変愚蛮怒をいかに簡単にするかをみんな考えたりします.
しかし,*勝利*してしまうと逆に難しさを求めるようになっている気がします.
ましてや,何勝もしたり,全職業制覇している開発陣の方々にはこの難しさを求める傾向がさらに強い気がします(個人的な意見ですが).
そういう意味でゲームを簡単にするパッチというのは何勝かしている人でも必要だと思うような
パッチでないとなかなか公式には取り入れられないのかもしれませんね.

そういえば,1.7.x系が出てからもう一年が過ぎてるのか….びっくりだ.