小人と脳の関係


人間の脳は哺乳類の脳の中で最も発達しており大きい。
それが脳の大きさは知能の大きさに比例するかもしれないという説の根拠の一つであると聞いている。
それが本当に正しいかどうかはわからないが、ここでは脳の大きさは知能に影響を与える要因の一つであるという立場で書く。


さて、ファンタジーでは巨人や小人などさまざまなサイズの亜種族が存在する。人間の半分の大きさしかない種族から、2、3倍ぐらいのサイズまで幅広い。


では脳についてはどうだろう?
オーガなどはたぶん、頭は大きいだろうが中身は脳の代わりに筋肉が詰まっているから知能が低いと思われる。だが、タイタンといった上級の巨人は腕力だけでなく魔法も使いこなせる。これは体の大きさに比例して脳も大きくなったのではないだろうか? 思えば*bandで出てくるハイエルフも身長が3mぐらいある。その分、脳も大きいに違いない。デュナダンも王族になるにしたがって身長が高いが、これも脳の大きさと関係あるのだろう。


しかし、そうなると違和感があるのは小人種族である。体が小さいということはその分脳も小さくなるはずであり、種族的な統計を取ると人間よりは知能が低くなるはずである。
ゴブリンであるとかドワーフであるとかコボルドであるとかこれで説明できると思われる。
しかし、知能が人間より高く設定されている場合がある。例えば、*bandであればノームであり、ホビット、妖精などである。これはどう解釈すればいいのだろう。


小人族を妖精みなす説が考えられる。妖精=魔法的な存在=魔法を使うのがうまい=魔法を使うのには知能が必要=知能が高い
という論理が使えるので妖精族(または精霊族)=知能が高いといえる。


つまり、頭のいい小人族は魔法的な存在だから頭がいいんだよと強行主張…したいところだが、
ホビットって妖精っぽくないから、また別の説を考えないといけない。それとも、仮説が間違っているのかな…。