風来のシレン Levelkeep

http://www.dengekionline.com/data/news/2007/10/17/c592fc43bd731b34cd490c7217f1cf0c.html


こんなんあるんだー。というかLevelKeepって…それってどこのチョコボの不思議なダンジョン
コンシューマ系のRoguelikeでは硬派なイメージだったシレンも難易度を落として、間口を広げる戦略ってことなんだろうか? むー。


気持ちはわからなくもない。たとえばドラクエとかFFをやっているつもりで始める人が、全滅したら最初の町からレベル1で始めないといけないRPGというのはハードル高い。私もこれから初めてRoguelikeな世界に入ったなら、間違いなくしり込みすると思う。


そのハードルを越えると楽しい世界が待っているわけなんだが、このゲームシステムだとそこをスポイルされてしまっていてもったいないなぁと思う。*1


訂正。シレンはやっぱり硬派だった。難易度落としてとか、そんなことは全然なし。ヤフーでは今のランキングで15位なので、そこそこは流行っているようだ。


ここからは、愚痴ってるので[続きを読む]で。


RPG的な面白さがパズル的な面白さ


Roguelikeをパズルと見るか、RPG(キャラ育て系、アイテム収集系)と見るかでゲーム性が変わってくる。


Rogue cloneIIやNethackDungeon Crawlなどは限定された空間内で、生き残るという正解を求めるパズルだといえなくもない。たとえば序盤の物資が少ないときにいかにアイテムを使っていくかという点は非常にパズル的だといえる。そのパズル的な楽しさを持続させるために、レベルリセットは重要なシステムになっている。


*bandやシレン系などはRPG的である。生き残るより、アイテム収集やキャラクター(notプレイヤー)の成長に重点におかれている。その先を突き詰めれば、死んだらレベルリセットというRoguelikeのシステムはRPG的な楽しみ方を阻害している要因といえるだろう。


でも、RPG的な楽しさをやりたいなら、きっとRPGをやったほうが一番いい。死んでもレベル、アイテム、お金がキープされるならパズル的な(Roguelike的な)楽しさを力技でクリアするようなゲームになっているんじゃないかなーと思っている。それは個人的にいやだなーと脊椎反射的に日記を書いてみた…。


でも、そんなこと言う前にやれよという話なので、500円払ってちょっとやってみます…。→やってみた

*1:代替手段として手動でリセットするという機能もあるみたいだが…使うのかなぁ…?